2010/02/20 soltiox
2010/07/15 soltiox 目次とか弄る
2010/07/26 soltiox 外伝追加
ここには、imemoの簡単な操作例が書いてある。
このソフトを使い始めた人が、参考にできるように、
と思ってこのページを書いた。
作者氏のサイト:http://www.vector.co.jp/soft/win95/personal/se213459.html
ベクターダウンロードページ:http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~v-tails/delphi/imemo.html
で、まぁ、以下のサイトを参考にしたいワケだけど。
http://www.takarakuji.mizuhobank.co.jp/topics/index.html
だけど、いつまでこの情報が残っているのか、いまいち心許ない。
場合によっては、全く無関係な内容が記載されている事もありうるので、
ちょっくら、キモの部分を抜粋させてもらった。
発売額 | 510億円 |
価格 | 1枚300円 |
等級 | 当せん金 | 本数 |
---|---|---|
1等 | 150,000,000円 | 17本 |
1等の前後賞 | 25,000,000円 | 34本 |
1等の組違い賞 | 100,000円 | 1,683本 |
2等 | 5,000,000円 | 170本 |
3等 | 500,000円 | 1,700本 |
4等 | 50,000円 | 34,000本 |
5等 | 3,000円 | 1,700,000本 |
6等 | 300円 | 17,000,000本 |
春のおとずれ賞 | 10,000円 | 680,000本 |
まずは、上の抜粋部分をコピペしよう。
マウスとか使ってドラッグしてやれば、対象部分の選択が出来る。
それで [ctrl]キー と [c]キーを同時に押してもいいし、
右ボタンクリックして、コピー(又は"copy")を選択してもいい。
じゃ、おもむろにimemoを立ち上げようか。
imemoのダウンロードと解凍は、してあるよね?
立ち上げたら、白紙のアイコン(オールクリア(AC))をクリックしよう。
そのアイコンを表示しない設定になってるならば、
メニューから [計算(C)|オールクリア] で、同等の操作が可能だ。
綺麗さっぱり、なんにも無くなった画面上で、
[ctrl]キー と [v]キーを同時に押すか、
メニューから [編集(E)|貼り付け(V)] を選択すれば、
さっきの内容が書き込まれる。
マウスの右クリックからのペーストは、直接には出来ないので、
マウスオペレーションに慣れている人は注意しよう。
(「編集」の下位メニューから選択する)
この段階で、次の二点に気付いて、感激に打ち震えて欲しい。
一つは、数字として意味を持たないキャラクターは、無視されている事。
もう一つは、「510億」という文字列が
"51000000000"という数値として認識されている事。
多桁数値の転記は、それだけでミスの原因となりうる作業だから、
こういう配慮には、実にうれしいものがある。いや、ホント。
カーソル移動キーをちょこちょこ動かしてみると分かるけど、
数値と数値の間に、タブが挟まっていて、イマイチ都合が悪い。
とりあえず、このタブを削除する。
[ctrl]キー と [f]キーを同時に押すか、
メニューから [編集(E)|検索(F)|検索/置換(F)] を選択する。
表示されたダイアログの、真ん中の入力フィールドで、
[ctrl]キーと[tab]キーを同時に押す。
一番下の入力フィールドには、何にも入れない。
そして、右下すみっこのボタン(Rと上下矢印)をクリック。
こんな感じになっただろうか?
ブラウザによっては、数値の区切りが、
スペースになる場合があるかもしれない。
その場合は、検索文字列をスペースに置き換えて欲しい。
1行目の行頭にセミコロンを入れると、
表示が緑色になり、コメントアウトされる。
セミコロンは、行頭以外の位置でも可能だ。
ここで「510億円」のところで改行すると、
下の行に"51000000000"の数値定義がなされる。
この「510億円」の行頭に、"t="と入力する。
すると、変数tが定義され、値51000000000が代入される。
2行目も同様の操作をして、
変数aに、くじ単価の300が代入されるようにする。
テキストエディタの挿入モードのノリで、
行の追加が出来るので、ちょいちょいと編集をかけて、
その下にこんな行を作ってみて欲しい。
右側に"170000000"と表示されるはず。
総発売額を、1枚あたりの単価で割ったので、
この数字は発売枚数を示す。
これ以降の行で、"c" という変数を用いれば、
それは1億7千万という数値として扱われる。
もっかい、[ctrl]キーと [f]キーを押して、
今度は、検索文字列に「円」を、置換文字列に「円 * 」を指定する。
「*」の前後のスペースは、あっても無くてもいいけど、
あった方が見やすいと思うよ。
下向き矢印付きの置換ボタンをクリックして、
テキストの末尾の行までを、金額と本数の掛け算にしてしまう。
置換検索文字列がマークされてしまって、
ちょっと気持ち悪いと思うなら、存在しない文字列で
検索をかけることで、マークの解除が可能だ。
「等級当選金本数」以降の行を、コメントアウトして、
金額直前の位置で改行する。
「1等前後賞」以降の計算行の先頭に「+」を入力する。
右側に表示されている、数値の変化に注目だ。
最後の"23968300000"(だいたい240億)が、
この宝くじの賞金総額となる。
期待値とは、
「この賞金総額を全部のくじで山分けしたら幾らになるか」
という事なので、これを発行枚数で割ってやる。
最後の行に、次のようにかきこんでみよう。
すかさず、右側に"140.99"と表示されるはずだ。
この、大雑把に言って141円というのが、このクジの期待値になる。
cというのは、ちょこっと上のほうで算出した発行枚数だ。
もう忘れちゃった、てな人は、すこし戻って読み直そう。
逆に言えば、第4項の操作をせずに、
いきなり数式に"c"とか、他の変数とかを使うと結果は不定になる。
さて、ここまで読んで
「ふんふん、このタカラクジを10枚買えば、
1400円は戻ってくることが期待できるのか」
とか思っちゃった人は粗忽者である。
将来、ヘンなセールスとかに騙されるかもしれないから、
用心して生きるのがいいと思うよ。
さっきも書いたけど、期待値というのは
「賞金総額を、くじ1枚あたりに山分けした数字」だから、
ある意味、実体の無い、仮定の数字だ。
当選金の表を見直せば分かるけど、
140円とかが返ってくるアタリなんて無いしね。
もし、ハズレを買っちゃったら、あなたがもらえるハズだった140円は、
当選した他の誰かが持って行っちゃった、という事になる。
また、運良くアタリを引いたならば、他の人たちが支払ったお金の中から、
1枚当たり140円をかき集めて、自分のモノにした、とみなす事ができる。
例えそれが、末等300円の当選であってもね。
こんな按配で、数表とかコピペって自分なりの計算をしたい、
って時に凄く便利なソフトだから、いろいろ調べながら使えばいいよ。
自作関数の定義とか、グラフ表示とか、vbsのコードが書けるとか、
深い機能がいっぱいあるから、使い込めば下手なゲームよか面白いと思うぞ。
ひょっとしたら「俺は電卓使うよか、表計算とか使うほうがいいや」
なんて人も居るかもしれない。
でもね、ネットブックみたいな端末で、ちゃちゃっと計算したい
みたいな場合に、このソフトは凄く便利なんだよ。
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